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2011年07月06日

南極ってどこの国か知ってます?

南極大陸上の中心部にあるロシヤのボストーク基地の近くにも、「ボストーク湖」という湖があります。
4000メートルもの分厚い氷塊が断熱材となって熱を閉じ込めているので、湖水は凍っていません。
最深部の深さは1000メートルもあります。3500万年~10億年も前にできたものと考えられています。「ボストーク湖」の近くの「ボストーク基地」は、1983年にマイナス89度を記録しています。
そして、なんと氷塊の下に湖もあるんです。
この湖は、非常に長い年月の間、氷塊に閉じ込められて外界から遮断されていますので、究明対象として期待されています。
南極には、氷塊の無い大地もあるんです。
でも、地上の微生物などを持ち込んでしまっては台無しなので、調査はとても困難だそうです。
南極では、非常に気温が低いために水分は片っ端から凍ってしまいますので、外気中の水蒸気は少ないために、降水量も少ないです。
南極は、氷塊に覆われた真っ白な世界というイメージがありますね。
南極は、現在どこの国にも属していません。
というか、雪と氷塊に閉ざされた極寒の世界なので、自然状態では住めるものではないですね。そんな極寒の地、南極に関する面白い話を集めました。
「ドライバレー」といわれているその大地は、別に暖かいわけではないんです。
事実その通りなんですが、分厚い氷塊の下には、大陸上があります。
言ってみれば砂漠地帯みたいなものなんですね。じゃあ、氷塊はなんでできるのかといえば、周りの海から水分が供給されているらしいんですが、気圧や風向きなどの関係で、このドライバレーのあたりだけ水分が供給されないのではないか、ということのようです。
この無雪地帯のドライバレーの谷底には、「ドンファン池」という凍らない池があります。ドンファン池の水には、海水の6倍もの塩分が含まれているので、マイナス50度になっても凍りません。藻類まで繁殖しているそうです。
大きさは14000平方キロ、なんと琵琶湖の20倍もあります。
これは、観測史上最も低い気温とされています。こんな寒い場所なのに、氷塊の断熱効果によって地熱が閉じ込められているので、湖が凍らないんですね。



Posted by Layn at 10:04│Comments(0)
 
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